『小さなプロジェクト』〜笑顔を繋ごう〜

『小さなプロジェクト』   〜Smile makes smile〜    3.11 巨大地震と津波に翻弄された被災地から 自ら立ち上がるために… 子供たちに 笑顔が生まれるように…

南三陸町 戸倉小学校と戸倉中学校へ・・・

26日の朝は 仙台は晴れていました
・・・冬の色 縹色(はなだいろ)の空が広がっていました

冷たい空気を切るように 北へ向かう

南三陸町 戸倉小学校と戸倉中学校

ご存じのように南三陸町は壊滅状態。
南三陸町は おおきく3つの地域に分かれる

「歌津地区」

「志津川地区」

「戸倉地区」

どの地域も津波が20メートルを超えて 街をのみこんだ。

このなかで 戸倉も被害は尋常ではなく 多くの犠牲をともなったことは周知のとおりです。
小学校は すぐ前が海であることから 地震のあとは すぐに高いところへと避難した。
それでも 親子1組が津波の犠牲になってしまったそう。

中学校は 海抜20メートルの場所にあり 比較的 地域のひとは安全な場所だと思っていた。
それだから 町の人は 中学校へ避難していた人が多く もっと大きな津波が来ると知ってから
移動をはじめたときに 海側から津波が押し寄せ 校舎の裏からも水が押し寄せてきたんですと教頭先生。
「子供たちは 津波を見ただけでなく 流れていく人たちをも見てしまっているのです。」
「子供も職員も・・・親も・・・犠牲になったひとがいます」
そんな話を伺ってきました。

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いまは 登米市米山町善王寺地区にある廃校になった学校の校舎を使っていますが 4月にはそれぞれ
「志津川小学校」「志津川中学校」へ移動するとのこと。

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このプレートは きっと あの津波の中から持ってきたものだなって・・・

子どもたちの教育を考えると ようやく おちついて教育活動を受けることができるようになったのに
また ここで移動をするというのは 個人的には いかがなものだろうと 率直にそうおもった。
あの瓦礫の街で 子どもたちが復興を見ていくことは 今の時点で意義があるのかどうか・・・
私にはいささか 疑問だなと。
でも 行政が決めたことに関しては 私がどうこう言えないのが実情。

子どもたちは雪の中 元気に外で遊んでいました。
なわとびをしている子供たちのそばを通ったとき 

「こんにちは~」というと
小学校2年くらいの5人組の女の子たちは 元気に
「こんにちは~」と返してくれました。

遠くでボール遊びをしている男の子たち。

普通のなんでもない小学生の風景がありました。

そもそも 今回 戸倉小学校を訪れたのは 「イルカ」を渡すという大きな目的がありました。
イルカに関してはたびたび このブログでも取り上げ紹介してきましたが・・・
カリフォルニア サンタバーバラの小学校6年生が作ってくれたもの。

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戸倉小学校が 沿岸部の安全な場所にふたたび 出来上がったときに どこか海の見えるところにでも
置いてもらおうと思います。

當麻教頭先生もあまりの小ささにびっくり。
それでも にこにこしながら 受け取ってくださいました。

サンタバーバラの学校の情報を渡して あとは 小学校6年生 21名がALTとどんな風に
文章にしてくれるのかな。。それとも 日本語で送るのかな。。。
いずれにしても 素敵なやりとりになりそうな予感がします。

小学校は 全校生徒 80名くらい そして 先生たち15名くらい。
来年は 一年生が予定では10名ほど入学するそうです


戸倉中学校では とても戸倉の伝統文化の継承を重要視していて 戸倉の人たちの「海」との
関わりと食文化、海との付き合い方と養殖などの技術と触れ合うチャンスを総合学習のなかで上手にくみこんでいる。
また 芸能では 「獅子踊り」がとても有名で それもきちんと継承していこうという動きがある
そのあたりも本当に先生方には 頭が下がる思い。

「教育は 地域と密接に結びついていて どちらも大切」と谷山教頭先生。

子どもたちは 「命」を与えられ 
「地域」に育てられ 「文化」を継承していくことのできる 「未来」へ放たれた「光」だと感じます。

中学校では 親を亡くした子供たちもいます。
先生も亡くなって。。。

それでも 「僕は戸倉で 漁師になる」という子供
「通訳になりたい」という子供

子どもの未来に 沢山の光がふりそそぐように そして この子供たちを育て 送りだし
安心して暮らせる地域作りをするのが 今の大人たちの役目だなと感じました。

中学校は 全校で60名弱。先生は 20名くらい。
親、子供、先生という犠牲を伴いながら・・・・

今回も お土産を持参。
ロート製薬さん、カルビーさん、カゴメさんから それぞれ沢山・・・
先生たちにも・・・・

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先生たち・・・
先生たちがいたから 子どもたちはこうして「笑顔」で私を迎えてくれたと思います。
いろんなことがある中で 子どもたちに「希望」を見出し すすんでいってください。


サンタバーバラの子供たちとの交流も 楽しみして・・


 






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  1. 2012/01/28(土) 02:04:09|
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