『小さなプロジェクト』〜笑顔を繋ごう〜

『小さなプロジェクト』   〜Smile makes smile〜    3.11 巨大地震と津波に翻弄された被災地から 自ら立ち上がるために… 子供たちに 笑顔が生まれるように…

河北新報に掲載されました・・・多賀城市天真小学校 稲むらの火



6月7日 火曜日の午後に開催された トンおじさんによる「稲むらの火」
河北新報に掲載されました。(6月24日 朝刊)
時間が結構 経っていたので 掲載はないものだと思っていましたら 河北さんで載せてくださいました。

4年生の子供たち 
このお話を思い出してくれるといいな。。。
  1. 2016/06/28(火) 14:38:17|
  2. 日々・・・想うこと
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東京の高校生たちの想い・・・葛西工業高校の熊本地震支援

一つ前の記事で掲載した 須賀先生より こんなお話がありました。

最初に積木プロジェクトを立ち上げた5年前にも
多くの技術を要するものであることや 学校の規模に応じて装置の有無があるため加工に制限があることなどは知っていたので 学校によって作れる形などが異なることも逆に
おもしろいものだと思っていました。

須賀先生のところは多くの装置があるようで さすが東京の学校という感じです。
今回も積木を作るにあたり 木材加工で学んだ内容が網羅されるものであることを教えてくださいました。

以下 須賀先生からいただいたメールをご紹介します。

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①材料を知る

おもちゃを作る上でどんな木が適しているか?色、肌触り、においなど、五感で感じることを知ることができる。

②加工 をする

柔らかい木もあれば堅い木もあり、それらをどのように切り、削り、仕上げるか?
刃物を通すちから加減や、スピードが木によって違うし、同じ形に仕上げても、加工する機械を変えたりもします。

驚くことに、学校にある全ての木工機械を使わないとこの積木はできあがらないのです。
したがって 木工機械の使い方が全て学べるということです。

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教育の上でも、ただただものを作るのでは無く、その先に“だれがつかうのか?”という人と物との繋がりを学べます。
使う人の対象に合わせて、加工や仕上げを変えていくということが学べます。


・だれ?
 →0~6歳の子ども
・どのように使う?
 →さわる、持つ、口に運ぶ
 →積む、投げる、崩す
 →積む、何かの形にする
(生徒からの回答)

このことから生徒たちは「安全」や「ケガをしない」などのキーワードを生み出し、
口に入らないこと、舐めても安全なもの、触ってもケガをしないものなど色々と考え
積木は口に入らない大きさ、塗料は使わない、角を丸くするなど
ものをつくる上で必要とするものづくりの考え方が学べるのです。
こうして出来た積木は作り手も使う側も優しさに包まれます。

(熊本地震支援用)積木の仕様

【箱】

側面は杉材、フタと底板はシナ合板を使用し、板材の接着はフランクリン製タイトボンドⅢという毒 性がなく、
食品への間接的な接触使用が認められているものを使用しております。

【積木】

材種は「キリ、タモ、サクラ、モチ、ケヤキ、カリン、ヒノキ、ツガ、クスノキ、ホウ」をミックスしております。
積木には熊本県の県木でもある「クスノキ」が入っております。香りが強く、防虫効果があると知られております。
積木を握って痛くない程度に角を丸くしてあります。
仕上げは全ての積木に「蜜ロウワックス」を使用しております。なめても害はありません。
誤飲を防ぐために、3歳児の最大口径39㎜を下回らないように、基尺を4㎝として制作しました。

【ふた】

動物の絵、取手のクローバーはレーザー加工機という 機械で作りました。

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動物の絵の真ん中に園の名前やクラスの名前などを書くスペースを設けました。

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というような内容です。
細かなところまで気を配った内容となっていますね。
東日本大震災のときも高校生たちが子供たちの目線で また 親の目線で
先生の目線でものづくりをしていることが印象に残っています。
これ 販売したらいいのに・・とも積木をご覧になった先生方や大人のひとから言われたことを思い出します。
相手のことを思いやる気持ちが製品となり 優しい風合いもあり 安全性に富んだものとして使う側も安心して使えるということが実証されています。

木材の家屋に住む日本人ならではの木材に対する深い想いが伝わってきます。
どうか東京都の工業高校生が作った積木が子供たちの五感に作用し
よりよい玩具として活躍してくれることをやみません。

  1. 2016/06/12(日) 13:37:40|
  2. 高校生積木PJ
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東日本大震災を経て・・・東京都の高校生の新たな動きが届きました

梅雨にはいろうかというこの季節
今日はまた 特別に暑い仙台です。

思いがけず 東京都立葛西工業高校の須賀先生よりメールが届きました。
以前 このブログでもご紹介したとおり 葛西工業高校の子供たちから 東日本大震災の折には
椅子、机、積木と多くの支援物資を頂戴しました。

葛西工業高校 過去記事

心のこもった支援をしてもらい 本当に素晴らしい先生と生徒さんたちでした。

そのときにやりとりをしていた 須賀先生から連絡が来たのです。
以下 こんな素晴らしいことがおきていました。
先生がたの想い、子供たちのなにかしなくちゃという暖かい気持ちが 他の学校も巻き込んで
大きな動きとしてこんなことがおきていたのですね。

*********  以下 メールの文章を掲載しますね ************

このたび、熊本地震による大きな被害があり、東日本大震災と同様に何かしなくては!と思い
東京都の建築学科のある工業高校5校に呼びかけ、教育庁を通じて手作りおもちゃの支援を始めました。

呼びかけに応じていただいた学校は本校の葛西工業高校をはじめ、蔵前工業高校、墨田工業高校、総合工科高校、工芸高校で各校20個で、100個の木のおもちゃを制作していただきました。

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呼びかけてからの制作期間を2週間としたのでまだ詳細わ分かりませんが、完成したとの報告がされています。

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本校では積木20セッ トを制作し、箱や内容を改めたものを送ります。
今回も3Rに基づき、江東区の新木場の銘木問屋や、千葉県の木材センターから端材を頂き、また解体された古い木の机や
学校の庭木を剪定した際に出た太い枝を使用しました。

不思議と勝手に体が動くのです。

今年の夏、防災士の資格を得るために合宿に参加します。
建築に携わる学校職員として、防災に関しては広く貢献できると確信しております。

より多くの先生が、防災に関して意識を高め、専門性を生かせてもらえたら、より多くの支援が出来るのでは?と思います。

これからも僕にできることをしていこうと思います。

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もうね 素敵ですよね。

先生方が熱い想いを持って 過去のことを活かして 自らが活動の拠点を持って取り組んでくださる。
そうなんです。そうなんですよ。
こういうチカラを待っていたのです。
自らが行動できるということが 素晴らしいのです。
このことが 東日本大震災からスタートしているとしたなら それは素晴らしいこと
東日本大震災で 失ったものは多いけれど 
得るものもきっと多かったように思います。


支援から学ぶこと
私自身も多くのことを学びました
だからこそ 

多くの若者がそういう場面に遭遇し 自分の存在価値、学んでいることへの自信、社会を通じて実学として学びを求め
技術もココロも成長してくれたら 素晴らしいと思いませんか?

  1. 2016/06/10(金) 18:37:48|
  2. 日々・・・想うこと
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御船町から 石巻の保育所へ お礼状到着!!

熊本地震が発生してから 4月終わりから5月にかけて送っていた
御船町への支援物資。

御船町子育て支援係へ 連絡をしたところ 
こちらから送った物資は到着しているとのことで 活用してくださっているというお話を伺っていました。
お礼状書いてますとおっしゃっていたのですが 大変な折ですので 無理をされないようにとお話したところでした。

ところが ちゃんと 石巻へお礼状が到着したようです。
先生方 とても喜んでくださったようで 安堵いたしました。

まだ 送るものがあるのですが
いろんなことで多忙をきわめており おくることが出来ていません。

御船町の子育て支援係へ 送ります。
楽しみに待っていてくださいね。

  1. 2016/06/09(木) 12:58:50|
  2. 日々・・・想うこと
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防災教育 パネルシアター 多賀城市立天真小学校へ

砂押川を渡ると住宅地が広がって 左側は小高い丘。
その丘を登ると 多賀城市立天真小学校へ到着です。

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山の上にある天真小学校は 耐震工事がちょうど完成したときに東日本大震災に見舞われたそうで
校舎はおおきなすじかいがたくさん入っています。
学校内部の大きな被害はなかったけれどこの学区の地域は 砂押川からの逆流した津波と
海からの津波が一緒にやってきて 丘の下は浸水したそうです。

各学年 2クラスづつの構成でこじんまりとした人数ですが穏やかな空気が流れています。
正直 学校へ何度か電話したときも 職員の方がとても感じがいいのが印象的でした。

市岡校長先生に廊下で声をかけられました。
真っ黒になって 半そでハーフパンツで びっくり。
校長先生だからびしっとしてると勝手に思い込み。
実は市岡先生は 登米市の米川小学校に教頭先生としてご勤務されていたときから存じ上げていましたが
校長先生になってからの再会となりました。

この日はプール掃除
高学年と一緒に作業をしていたそうで・・・校長先生になってからも子供たちととても近い目線でいらっしゃるのだなと
ここの子供たちは幸せだなと感じました。

すでにトンおじさんご一行は到着していて 準備していました。
準備をお手伝いしてくださったのが 藤野教頭先生
初めてお目にかかりましたが 関西ご出身ということでトンおじさんたちとは違和感なく会話されていたようでした。
懐かしささえ感じてくださったのではないでしょうか?

4年生の子供たち(60名ほど)がひまわりホールへ入場してきました。
藤野先生が 「こんにちは」と声をかけると 先生よりも元気な声で「こんにちは」と返してきます
子供たちが綺麗に座りますと 会がはじまりました。
司会の先生があれこれいわずとも 話している人のほうをしっかり見て 背筋をピンと伸ばし 静かに聴くということができる
立派な4年生です。

校長先生からのお話がありました。

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校長先生の声は決して大きな声ではお話していません。
みんな聴こうという態度で聴いているので 静かな声でもちゃんと聞くことができるのです。

さぁ いよいよ 「稲むらの火」 はじまりました。

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子供たちが一生懸命に聞いてくれています

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拍手があり そのあとは 歌を歌います。

1曲目は 「さんぽ」
♪歩こう~歩こう~わたしはげんき~・・・♪
みんな元気に歌います 先生がたも歌います

2曲目は 「明石」の歌
これは明石市の紹介をする歌です
蛸が有名な明石 

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みんな結構ニコニコしてみています。手拍子しながら 楽しそう。

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世界で一番の明石大橋も・・・
地図の学習をしている4年生は 興味をもってみています

そして 子供たちから感想発表がありました。

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さらに 子供たちから 歌のプレゼントがありました。
「学校坂道」

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この曲は 私も好きな曲の1つですが まるで天真小学校のために作られたような歌詞で驚きます。
♪この坂道のぼったら ぼくの学校があります
ジャングルジムにのぼれば海が
まっさおに見えます
青空に抱かれた ぼくの自慢の学校
この坂道をぼくは毎朝
風をきってかけます

この坂道おりるのは 空が赤く燃える頃
丘を渡る澄んだ空気 うしろに長い影
ともだちの笑顔も 夕焼けに染まります
この坂道をぼくはあしたも
口笛とのぼります♪

河北新報さんの取材を受けています。子供たちはなにを感じたのでしょう。

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トンおじさんと一緒にパチリ!

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天真小学校のひまわりホールからの景色
まるで「学校坂道」そのものの学校です。
写真 左にあるおおきなガスのタンクは 震災のときに火の手があがり 大きな火災を起こしていたところです。
遠くに海が見えます 青い海。

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校長先生と教頭先生に素晴らしい子供たちですね。とお話しすると
おふたりとも 「先生方がほんとうにがんばっているんですよ」と
「4年生だけじゃなくて他の学年も本当に素晴らしいんです」と笑顔で嬉しそうにお話されていたのが印象に残りました。

おふたりの先生が本当にそれぞれの先生方を信頼して子供たちをいい意味で任せることができて
みんなで学校全体の子供たちを大切に育てていらっしゃるという雰囲気と想いが感じられました。

素敵な出会いにトンおじさんたちも感激してくれていました。

ありがとうございました。
  1. 2016/06/07(火) 19:37:11|
  2. 日々・・・想うこと
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